大局的な見地からご依頼者様の将来をサポートします
私は、ご依頼者様のお気持ちやお考えを大切にしながら、どのような解決がご依頼者様にとって望ましいのかを、大局的な見地に立ってサポートしていくのが弁護士の役目だと考えています。
裁判をすることがご依頼者様にとってプラスになるのであれば、懸命に闘いますし、話合いで解決するのであれば、そのための調整役として全力を尽くします。残念ながら罪を犯してしまった場合でも、ただ刑を軽くするのではなく、どうすれば今後よりよい人生を送れるのか、同じ過ちを繰り返さないためにはどうすればよいのかを考えながら、サポートを行なってまいります。
以前、窃盗で逮捕された方の弁護を担当したことがありました。前科がありましたので、実刑をまぬがれないかと思ったのですが、最終的には無事に執行猶予付きの判決をいただきました。しかしながら、その方は生活的に困窮しているだけでなく、精神的な病を抱えていたので、すぐに日常生活を一人で営んでいくことは困難であるように思えました。そこで、貧困者支援を行うNPOの施設を紹介し、徐々に社会生活に馴染んでいけるよう施設のスタッフに依頼しました。弁護士としてそこまで依頼者を支援することは必ずしも義務というわけはありません。それでも、判決を軽くするだけではなく、ご本人の将来が少しでも明るいものとなるように、自分にできることはお手伝いしていきたいと考えています。
一人で悩むのではなく、一緒に未来への最善の選択を考えていきましょう。
弁護士 泉智之
経歴
- 徳島県鳴門市出身
- 2011年3月東京大学法学部卒業
- 2013年3月早稲田大学大学院法務研究科修了
- 2013年9月司法試験合格
- 2014年12月弁護士登録、早稲田リーガルコモンズ法律事務所(東京都)にて執務(第二東京弁護士会所属)
- 2016年12月泉法律事務所開設(徳島弁護士会所属)